天皇賞はトーセンジョーダンから [お馬さん]
第145回天皇賞(春)(京都競馬場3200m)は、8枠16番のトーセンジョーダンから。素直に考えると、前走の阪神大賞典で、一頭だけ、遠回りの寄り道をしたようなレースでも、最速の追い上げで2着に食い込んだ昨年の3冠馬のオルフェーブルなのだが、それでは面白くないので、昨年の秋に超本格化したトーセンジョーダンを本命に。
仙台市の健康食品販売会社ジャパンヘルスサミット(JHS)を経営する島川隆哉氏が馬主で、島川の音読みが「トーセン」という冠名になっている。島川氏は、青森県出身で、2007年、黒石市の純金こけしを2億円で落札したりしているが、以前、マルチ商法で逮捕されたという記事もネットに出ている。
トーセンジョーダンは、3200mの距離が問題っぽいが、父がダービー馬で、菊花賞(3000m)や阪神大賞典(同)でも好走しているジャングルポケットだし、母の父がノーザンテーストで、距離がもうちょっと短い方が良さそうだが、1983年天皇賞(春)を勝ったアンバーシャダイを出している。だから、きっと走ってくれるはず。
ノーザンテースト産駒といえば、オグリキャップらと走ったレースでは、いつも颯爽とハナを切っていたレジェンドテイオーの優雅な巨体が懐かしい。
昔の話はともかく、トーセンジョーダンから、オルフェーブルは抑えて、それにTVのJRAのCMで、最初に月が映っているっぽいので、穴として、月に関係する馬を。
フェルメール展 [Art]
時間は前後するが、平成24年3月6日(火)、渋谷の東急Bunkamuraに「フェルメールからのラブレター展」を観に行ってきた。
フェルメールは、名前しかしらなかったのだが、広告で観た作品「真珠の耳飾りの少女」の女性があまりに美しかったのと、只券が手に入ったので、他にどんなに美しい絵があるのだろうと、行ってみた。
結論は、「真珠の耳飾りの少女」を超える絵画というか女性はいなかった。けれど、展示自体は、当時、重要なコミュニケーション手段であった手紙、特に恋文なんか、に目を通す一瞬に焦点を当てた絵画が印象深くて、結構楽しめた。
そのヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)について調べてみた。彼は、17世紀(1632-75年)のオランダの画家で、ハーグとロッテルダムの中間にあるデルフトの出身。絹織物職人をしながら居酒屋兼宿屋を経営する家に生まれ、結婚後は、妻の実家が裕福で、その影響もあってか、彼の上品で洗練された絵が売れていたらしい。
しかし、インドでの権益に端を発する第三次英蘭戦争(1672-74)後、不況の波が押し寄せ、実家も余裕がなくなり、彼の絵も売れなくなって、負債を抱えたまま死去してしまった。
同時期のオランダの画家は、レンブラント(Rembrandt)が有名だが、個人的には、ロンドンの国立美術館で、その自画像の美しさに目を奪われたアンソニー・ヴァン・ダイク(Anthony van Dyck)がお気に入り。
ヴァン・ダイクは当時の、フランドル出身で、オランダなのか、ベルギーなのか、フランスなのか微妙だが、現在はベルギーのアントウェルペン(アントワープ)出身。
フローラステークスはチャーチクワイアから [お馬さん]
オークストライアルの第47回サンスポ賞フローラステークス(GⅡ)は、4枠8番チャーチクワイアーから。3着までが、牝馬クラシックレースのG1オークスに出走できる。
予想は、混戦っぽくて難しいので、こういうときは、上がりに一瞬の豪脚を見せる穴っぽい馬から行きましょう。
チャーチクワイアー(Church Choir)は、その名前が意味する「教会聖歌隊」というのも可愛いいし、しかも騎手が新婚の三浦皇成さんだから、教会がらみは勝たなければダメでしょう。実際、今年は調子が良さそう。
2冠馬ネオユニヴァースの子供だし、東京競馬場が雨でよっぽどひどくならない限り、教会の神様を信じましょう。
伊予絣 [観光]
3月18日(日)、日本書紀にも登場する日本最古の温泉「道後温泉」に生まれて初めて宿泊。道後温泉は、映画「千と千尋の神隠し」の温泉宿「油屋」のモデルになったとも言われる木造の「道後温泉本館」を、近代的な鉄筋コンクリート造のホテル群が取り囲んでいる感じ。消波ブロックとコンクリートで囲まれた沖ノ鳥島を連想してしまった。
その道後温泉の商店街で、「日本三大絣のひとつ」という宣伝文句に釣られて、伊予絣のネクタイを購入した。最近、微妙にファッションに興味を持ち始めたので、絣(かすり)について調べてみた。
絣というのは、その名が示すとおり、「かすった」ような模様が特徴の織物や染め物のことを言う。個人的には「にじんだ」ような模様といった方がシックリくる。久留米絣、伊予絣、備後絣が日本三大絣。
伊予絣は、鍵谷カナ(かぎやカナ)さんという方が、江戸時代の享和年間(1801~04)に独自で開発したもので、その後、全国に知られるようになった。
近代、絣は、女性の普段着に使用されていたが、第二次世界大戦中に多くがもんぺとして仕立て直されたらしい。映画などで出てくるもんぺ姿が、そういえば絣柄のような気が。最近は、生産も減って、みやげ用がほとんどとのこと。
伊予・宇和島へ [城・神社仏閣]
東北の雄の伊達藩が、南国・四国の豊後水道に臨む伊予宇和島で加増された理由はいくつか考えられる。関ヶ原の戦い前後、東北で、多少勝手な行動はあったものの、当初より一貫して徳川へ味方をした伊達政宗に対して、徳川家康も配慮せざるを得なかったのだと思う。しかし、タヌキ度が一枚上手の家康は、東北から遠く離れた宇和島で加増して、伊達家の戦力の分散を図ったというようなところか。
大河ドラマ「独眼竜政宗」では、秋吉久美子さん演じる側室の猫御前が、息子と伴に伊予へ旅発つシーンが心に残っている。
とにかく、伊達の分家が四国にあるので、一度、行ってみたいと思っていた。それがついに実現した。3月18日(日)、松山からJR予讃(よさん)線「宇和海」5号で宇和島へ。
宇和島は、城下の商店街に「きさいやロード」というアーケード付の歩行道が整備されていて、小雨の日であったが歩きやすかった。「きさいや」というのは、南予(なんよ)地方の方言で「来て下さい」を意味するとのこと。
当地で知ったのだが、宇和島は、1891年の「大津事件」で、法律を厳格に適用して、司法の独立を守り通した大審院院長・児島惟謙(これかた)の生誕の地で、銅像も建っていた。
松山の収容所は、日露戦争中、捕虜に親切に接してくれるというので有名になった。そのロシア人捕虜のお墓が整備されて残っている。「法は厳しく、でも、人には優しく・・・か」 旅行をすると、いろいろなことを考えさせられる。
松山観光 [城・神社仏閣]
平成24年3月17日(土)、京都から岡山まで新幹線で移動して、岡山から「しおかぜ9号(松山着14:12)」で、ずぅっと行きたかった「坂の上の雲」の舞台・松山を訪問してきた。
この時、分かったのだが、JR四国は、「アンパンマン」と提携していて、「しおかぜ」は、別名「アンパンマン列車」と呼ばれていて、外装も内部もアンパンマンでいっぱいだった。アンパンマンは、残念ながら名前だけしか知らなかったが、たくさんの方々が記念撮影をしていたので、私も、一応、撮影してきた。
JR松山駅から、伊予鉄の路面電車に乗って、「大街道(おおかいどう)」で下車し、目の前の松山東急インでチェックインして、早速、観光に出かけた。
松山東急インは、松山城の真下で、市内観光には抜群の立地の上、アーケードのかかった大街道の入り口に位置していて、食べ歩きやショッピングにも最適で、道後温泉ではなく松山に宿泊するのであればお勧めです。
先ずは、「坂の上の雲」の「秋山兄弟生誕地」へ。兄・好古の「天地無私」と、弟・眞之の「熟慮断行」のタオルを買ってしまった。毎回、その場では妙に感動するのだが、家に帰ると、ほったらかしになっているような。
それから、松山城へ。ロープウェイでもリフトでも登れるが、春の風を浴びて、市内を見下ろしながらリフトで登ったのが気持ち良かった。賤ヶ岳七本槍の勇壮さを見せる築城者のよしあき君(加藤嘉明公)に挨拶して松山城内へ。
その後、坂の上の雲ミュージアムと萬翠館を見学して、明日はいよいよ道後温泉へ。
桜花賞はサウンドオブハート [お馬さん]
平成24年の牝馬クラシックレース第一弾「桜花賞」(1600m)が、阪神競馬場で行われる。牡馬も合わせて今年のクラシックレース第一弾。
マイカテゴリーの「お馬さん」も、このBlogでは第一弾の記載になる。何か第一弾ばかりで、心臓がバクバクするなあ。という訳で、本命は、まさに心臓の鼓動のサウンドオブハート。栗毛の馬体が、お馬さんぽくっていい。当たり前か。
競馬を始めた頃、先輩に教えてもらった「牝馬のライバル心は半端じゃなく、特に若い牝馬は隣に並ばれると、負けたくない一心で抑えが利かなくなり、この時期は牡馬よりタイムが速くなることが多い」という言葉を信じて、デビュー以来、1度しか負けていなくて、気性が荒いと言われているサウンドオブハートを本命に。
もっとも先輩は、女性も一緒だというようなことを言いたかったらしいのだが、それはさておき、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で3着と健闘し,その後の紅梅ステークスで完勝した武豊騎手が騎乗かと思っていたら、デビュー戦から騎乗して2連勝した松岡正海(27歳)騎手に戻っていた。竹(武)から松にグレードアップした感が。
とはいえ、天才・武騎手から20代の騎手への乗り代わりが、「乗り代わりも好材料」(日経4月8日(日)スポーツ「ターフの目」)と書かれているのを見ると、時代の流れを感じずにはいられない。少し寂しい気も。
安土城へ登る [城・神社仏閣]
もう2週間前のことだが、平成24年3月16日(金)、念願の織田信長築城の安土城に行ってきた。新幹線で東京から米原まで行って、そこから東海道線に乗り換えて安土駅下車。私は城まで歩いたが、結構な距離なので、駅前で自転車をレンタするか、タクシーの方がいい思う。
割と小ぶりだなあというのが第一印象。江戸城のあった広大な皇居や大阪城を観ているからかもしれないが、安土山自体はこじんまりとしている。ただ、石垣なんかが昔のまま残っている感じで、リアル感がある。安土桃山時代は、こんな感じだったんだろうな。現存する名城は、やっぱり飾られてリニューアルされていて、元おニャン娘がTVに出演するような感じがする。
それから印象に残ったのが、石仏を使用した階段。これを踏みつけて登ることになる。神仏を信じないという信長の信念を表したかどうかは定かではないが、こういうのが積み重なって、明智光秀の謀反につながったのかなあと。
もっとも、信長のような強い信念がなければ、安土築城まで行かなかっただろうけど。そんなことを考えながら、信長を神として祀ったと言われる総見寺跡へ。そこから見る西の湖がきれいだった。
J.K.ローリングさんとエジンバラの喫茶店 [観光]
J.K.ローリングさんが、一杯のコーヒーだけで粘って、売れる前のハリーポッターの原稿を何時間も書き続けたというスコットランドのエジンバラの喫茶店で、全く同じ頃、同じ喫茶店で、私も執筆活動をしていたというのが、プチ自慢だった。もっとも私が書いていたのは、誰も読まないレポートだったが。
今回、久しぶりにエジンバラに行く機会があったので、喫茶店の写真を撮ってこようと思って、当時、エジンバラにいた知人達に聞いてみたら、本当は、巷(ちまた)で有名になっている「Elephant House」じゃないらしいだの、「Nicolsons Restaurant」という所だったのだの情報が錯綜していた、。私は、Elephantだと思っていたので、少し不安になって調べてみた。
結局、ローリングさんが、執筆活動をしていたのは、「Elephant House」と、「Nicolsons Restaurant」の両方だったらしい。Elephantの方は、ちゃっかり、それを売り物にして「Birthplace of Harry Potter」と名乗っているが(上の写真)、実際は、義弟が経営するNicolsonsの方で執筆活動している時間が多かったらしい。地元の方の話では、ローリングさんは、Elephantの便乗をよく思っていないとか。
Nicolsonsの方は、その後、経営母体が替わって、現在はSpoonというお店になっていた。ちなみに、私は、ローリングさんと全く同じ頃、両方のお店に行ったことがあるので、もしかしたら彼女に会っていたのかも。もう、どうでもいい話だけど。
ツイード購入 [生活]
スコットランドのエジンバラで、ツイード・ジャケットを購入した。ファッションには、あまり興味がないのだが、温かそうだったし、スコットランド名産だというし、確かに「ツイード」という言葉は何となく聞いたことがあるので、購入してみた。
最近、お世話になっている方に、「重要な交渉に行くのなら、もうちょっと着るものに気を使え」と言われて以来、多少、ファッションに興味を持つようになった。そこで、調べてみたツイードの薀蓄(ウンチク)をひとつ。
私も、購入する際に「Berwick Tweed」にしようか、「Harris Tweed」にしようか迷ったのだが、「Berwickは、スコットランドじゃなくて、イングランドじゃないか」という理由で、生粋のスコットランド産っぽい「Harris Tweed」にした。
「Tweed」という言葉は、もともとイングランドとスコットランドの境界を流れるTweed川に由来する。そのTweed川が北海にそそぐ河口が、イングランドのBerwick upon Tweed。
だが、Tweed川自体は、大半をスコットランドのScottish Borders区画を流れているので、「Tweed」は、スコットランド産といえば、スコットランド産。このような些細な事柄が、スコットランド独立(2年後に国民投票らしい)とかいう話になるのだろうな。
とにかく、羊毛の太い糸を使用して製造された、粗く厚い丈夫な織物がTweed。その後、北部Hebrides諸島のLewis島で作られる「Harris Tweed」が世界的に有名なった。ちなみに「Harris」というのは、主にLewis島の南部の呼び方で、世間ではLewis島の方が一般的らしい。
従って、私の「Harris Tweed」の選択は、スコットランド産という意味では正しかった。しかも、日本で、私のジャケットを見た同僚から「Harris Tweedですか」と言われたのは嬉しかった。今日から私もファッション通になる。






